友達の小説の二次創作で更新。
最近、友達の小説ブームです。
みんなで、わいわいですよ。
明日は一日中部活です。
文化祭まであと6日!
ってか、快青かけって話ですよね!
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あれもだめ。これもだめ。
苦手だっていうことはわかったけど、遊園地に来てる意味がないじゃない。
一輪の花が咲く
「もーっ!先に言えばよかったのに」
そしたら私だって、無理に遊園地にはこなかったよ?
腕を組んで仁王立ち。
背中まである髪は耳の横で少しだけ結わえている。
水城芽衣、15歳。
ただ今彼氏を怒り中。
「…いや、別に遊園地は嫌いじゃないし」
怒れる彼女を前に小さくなりながらもとりあえず抵抗しておく。
しかし、抵抗にもならない。
「ぬわぁーにが"嫌いじゃない"よ!高いところが駄目だから、ジェットコースターがだめなんでしょ。ってことは上から下に落ちるようなのもだめ、というか、絶叫系全部だめじゃない。しかも、回るような乗り物もだめ」
そこまで指折りつつ言い切り、じーっと雨竜を見る。
みつめられてる、なんて甘いものじゃなくて、むしろ睨まれているわけで。
「なーんにも乗れないじゃない!ばか!本当にばか!馬鹿じゃないのに!」
いや、そんなこと言われてもな。
「…すみません」
とりあえず、謝っておく。
困ったように頭を掻く雨竜がらしい。
そんな彼がかわいくて。
「……困るんだってば」
ふい、と雨竜から目をそらす。
みてられない。絶対に顔が赤くなってるに決まってる。
「え?なんか言ったか?」
「言ってない」
ばれるわけにはいかないの。だって、わたしばっかりどきどきさせられてずるい。
「…芽衣?そんなに怒ってるのか?」
顔を背けた芽衣が怒っていると思ったらしい。雨竜が顔を覗き込んでくる。
「……怒ってないよ、ばか」
さらに赤くなりそうな顔はとにかく抑えて、言う。
「悪かったって。えーと、それにさ、二人にならどこでも楽しいっていうだろ?」
すっと芽衣に手を差し伸べて。
芽衣だけにしか見せない、芽衣だけの笑顔を向けて。
―不意打ちだ。
どうしてそんな風に笑うの。
許す許さないもなにもないよ。
「…もう、はいっちゃったじゃない。何乗るのよ?」
憎まれ口を叩きつつ、雨竜の手に自分の手を重ねる。
春先だから、私の手は冷たい。
でも、雨竜の手も冷たい。
「俺、別にお化け屋敷とかは平気だぞ?」
「知ってますー。そしてそして〜」
にこっと笑って。
「私も平気なのでしたぁ」
「…あー、そうだったな」
苦笑するしかない。
そんな雨竜をみて、芽衣は笑う。
ぎゅっと芽衣よりもひとまわり大きくて冷たい手を握る。
「ま、それで手をうちましょ。あ、あとで何か奢ってよね」
そんな芽衣をみて雨竜は笑う。
「…仕方ないな」
冷たい手は、次第に温かくなっていく。
本当に、少しずつ。
だって二人とも冷たいから。
それでも温かくなっていく。
ね、雨竜。
「ねえ、雨竜。さっきの"二人なら"ってヤツ、てきとーでしょ」
「え」
「というか、ちょっと恥ずかしいよ?」
「…そうか?」
「そうだよ。はぐらかしたでしょー、実は」
「……そんなことねーよ?」
「うそつきー」
そういった私に雨竜は顔を近づけて――
「うそじゃねーよ、芽衣」
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